【山陽新聞】自主防災の心構え学ぶ 井原でセミナー:岡山県

岡山県井原市で開催された「災害に強いまちづくり」出前セミナーのニュースです。


自主防災の心構え学ぶ 井原でセミナー – 山陽新聞地域ニュース

 岡山県ボランティア・NPO活動支援センター(岡山市)は18日、井原市井原町の市民活動センター・つどえ〜るで出前セミナー「災害に強いまちづくり」を開催。市民約60人が自主防災の心構えや災害発生時の行動などを学んだ。

 セミナーは同センターが毎年、県内3カ所で開いており、今年は東日本大震災を受けて自主防災がテーマ。玉野市在住の防災士村上浩司さん(44)が「防災から減災へ」と題し講演した。

 村上さんは自主防災のポイントとして、「周囲にどんな災害のリスクがあるか想像することが重要」と説明。水害なら早期避難のための情報収集に努めるなど「地域、個人によって異なるリスクを認識し、備えることが減災につながる」と強調した。

 続いて参加者はグループに分かれ、ゲーム形式で被災時の行動について意見交換。「深夜でも避難勧告が出たらすぐに避難するか」などの問いに、それぞれの考えを述べ合っていた。